損害保険代理店とは 損害保険代理店のしくみ 代理店を始める場合   
損害保険の加入の約9割は、損害保険会社の委託を受けた損害保険代理店を通じて行われております。
損害保険代理店は、損害保険会社との間で締結した損害保険代理店委託契約に基づき、損害保険会社を代理して保険契約を締結し、保険料を領収することが基本業務です。
代理店の最も重要な仕事は、消費者・保険契約者と保険会社のパイプ役となり、消費者・保険契約者を様々な危険から守るべく最適な保険提案を行なうことです。また、万一災害や事故が発生した場合は、迅速かつ円満な解決を援助するなど広範なコンサルティング活動をすることです。  
 

損害保険代理店は、損害保険会社から主に次のような権限が付与されています。

保険契約の締結、媒介(保険会社の特別の指示がある場合)
保険契約の変更・解除等の受付
保険料の領収、保管または返還
保険料領収証の発行・交付
保険の目的の調査
保険契約の維持・管理(満期管理・満期返戻金に関する業務等)
保険契約の報告業務
保険契約者等からの事故通知の受付、保険会社への報告

したがって、通常、損害保険代理店と保険契約を締結して保険料を支払った時点で、保険契約は有効に成立したことになり
ます。